男子新体操の団体競技とは?
男子新体操には「個人」と「団体」の2つの競技があります。
団体競技は、全員が音楽に合わせて徒手(手具なし)で演技を行うチーム種目。
跳躍・アクロバット・バランス技などを組み合わせ、ひとつの“作品”を創り上げます。
男子新体操といえば、この団体演技を思い浮かべる人も多いでしょう。
会場全体を包み込む迫力と、息が完全に合った瞬間の美しさ──
まさに「究極のチーム競技」です。

青森山田高校での指導経験から見た「団体演技の真髄」
コロナ禍でのスタート ― 青森山田高校での指導者としての挑戦
私が青森山田高校男子新体操部で監督を務めていた当時、競技はまさに“転換期”を迎えていました。
ちょうどその時期はコロナ禍。
インターハイの開催が中止になるなど、選手たちの目標が突然奪われ、
「なぜ新体操を続けるのか」
「どんな気持ちで演技と向き合うのか」
そんな根本的な問いと、日々向き合うところからのスタートでした。
男子新体操の団体競技は、ルールの中でいかに自由に表現できるかが鍵となります。
チームの伝統や演技テーマを大切にしながらも、“青森山田らしさ”をどう表現するか。
一人ひとりの個性や感性を演技の中にどう活かすか。
そうした部分を突き詰めながら、「青森山田を選んで頑張る選手たちの想い」がしっかりと形になるような演技構成を目指していました。
全員で跳ぶ。全員で着地する。
団体演技の中で最も神経を使うのが、「同時性」。
たとえば、6人全員でバク転や宙返りをする瞬間。
助走の歩幅・踏切のリズム・空中姿勢・着地の音──
すべてが一致して初めて“揃って見える”のです。
ほんの少しのズレでも観客には違和感として伝わります。
その精度を追い込むため、練習中は「跳ぶ音」や「着地のタイミング」まで意識して統一していました。
音楽との一体感をどう作るか
男子新体操の団体演技では、音楽は単なる“BGM”ではなく、もう一人の演者として存在しています。
全員の身体と音楽が完全にリンクして初めて、一つの作品として成立します。
青森山田では、1年間使う楽曲をチーム全員で出し合い、演技テーマや構成の意図に最も合うものを選びます。
そのうえで、選ばれた曲が“演技を引き立てる”ように、細部まで作り込んでいきます。
実はあまり知られていませんが、男子新体操の団体では「楽曲に合わせて構成を作る」のではなく、「構成を先に作り、あとから音楽を乗せていく」スタイルが基本です。
これは、リズムや拍子に合わせて動くのではなく、男子新体操特有の“呼吸”によって動きをそろえていくため。
選手同士が空気を共有し、無音でも一糸乱れず動けるように仕上げていきます。
その結果として、音を“聴いて”動くのではなく、身体の内側で音を“感じて”表現する。
そうした独特の音楽との一体感が、男子新体操団体の真の魅力でもあります。
団体演技映像
【2022年インターハイ優勝】青森山田高校男子新体操2022
青森山田高校男子新体操部2022年の演技です。 8月14日に香川県の高松市総合体育館にて開催されたインターハイで、7年ぶり13回目の優勝をすることができました。
・この演技の見どころは「出だし、終盤のダンスパート」と言われることが多いですが、個人的には圧倒的に1:28あたりに倒立で跳ねるような動作「二節」だったりします。昔はよく使われていましたが、最近はあまり見ない動作になっていました。大きな隊形移動との組み合わせで、迫力あるアクセントが最高です。
ここだけの裏話
香川で開催されたインターハイは試技順1番。
朝イチに本番が終わり、結果が出る夕方までは時間があります。
私は選手何人かと美味しい「讃岐うどん」を求めて会場をあとに…
第76回全日本新体操選手権大会 団体決勝7位 青森山田高等学校
・この演技は賛否が分かれるであろうことは十分承知の上で、かっこいいと思っているものを詰め合わせました。まずは楽曲から、「ゼルダの伝説」ティアーズオブザキングダムより。トレーラーが発表されたときから今年はコレと決まっていました。そのイメージに合わせての衣装製作、演技構成も世界観も、ルールよりもかっこいいが重視されています。
ここだけの話
今も昔もこの団体が1番かっこいいと本気で今も思っています!
市川店のレッスンに息づく“団体指導”の感覚
青森山田高校での監督経験を通して得た「チームで動く力」は、現在のバク転パーソナル教室 市川店のレッスンにも活かされています。
単に“技をできるようにする”だけではなく、タイミング・リズム・周囲との連動といった、団体競技的な視点で指導を行っています。
チア・ダンス・舞台パフォーマンスなど、“グループで魅せる”活動をしている方には、特にこの指導が大きな力になります。
まとめ
- 男子新体操の団体は、“究極のチーム競技”
- 同調性・構成美・信頼関係が勝敗を分ける
- 現在の市川店のレッスンにも“チームで魅せる”哲学を継承

バク転パーソナル教室 市川店について
「バク転で人生を豊かに。」をコンセプトに、初心者から経験者まで安全に学べるアクロバット専門教室です。
市川店は国府台駅から徒歩4分の好立地にあり、元シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマーが直接指導。
一流の環境で、子どもから大人まで幅広くサポートしています。
✅ バク転をやってみたい方
✅ チア・ダンス・新体操・パルクールなどのスキルを伸ばしたい方
✅ 身体能力を高めたい方
まずは体験レッスンからお気軽にどうぞ!
🌐 WEB : https://bakuten-personal.com/school/ichikawa/
📍 千葉県市川市市川4丁目10-28 アーバンヒルズ1F 104
📞 050-1724-1090(受付時間 10:00〜21:00)



コメント